サンベリーの徒然

農家民宿の一家が日々の営みの中で思うことつづる場所
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86歳の自殺

先月の新聞紙上にあった死亡記事に、町内の86歳男性に死亡記事があった。

この人とは少しばかりの面識があったので、お焼香に伺うと考えていたのだが、

知り合いのお宅を訪問した際に、その人のことを聞いた。

その日の朝は機械を使って除雪をしていたが、10時ごろに救急車が来たので、

行ってみたら倉庫内で首つり自殺だった。

どうしてという原因だが、家庭は妻と中年の独身息子の3人暮らしで娘さんが

町外に家庭を持っている。この家は農家で以前は200羽の養鶏をやっていたがやめて

今は1町歩の米作りをやっている。経営は息子さんに譲っているが作業は手伝っている。

腰が悪くて冬に2週間ほど入院していた。奥さんは病弱気味だが在宅。

弁が立つ人で好き嫌いははっきりしていた。息子の縁談話にも口を出して破談ということがあったらしい。

このような家庭の一面と、高齢者の独身男性が抱える孤立化現象が重なるようだ。

町には老人クラブがあるが会員は減少気味で、自分から入会しようという気持ちがない。

他にも高齢者が集うサークルはあるが男性は少ない。

所詮、自分の家の農作業だけが自己満足だが、冬の雪の世界では農作業もない。

せいぜい雪相手となる。高齢男性の孤独をどうするかが田舎の課題である。

役場の福祉課が厚生労働省の指針〜自殺防止や認知症予防に対策として案内文書を

家庭に配布しているが形式にはまった対策は効果がない。印刷文書の配布で仕事を

している役人の発想では解決は遠い。40パーセントの高齢化率の実情である。

 

 

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