2018.12.07 Friday
苗場山ろくジオパーク、武田鉄矢3枚おろし
明治8年、地質学者として日本に来た、20歳のナウマン君は、赤石山脈、
別名日本アルプスの下に来る。この山の形から想像が始まる。
赤い石というのは海の底の生物の死骸からできた色だろうと。
要するに隆起した山脈なのだ。南と北両方ある山脈の間には岩石はなく
土砂である。
推測だが、この山脈の下からの高さは1万メートルあるという。
どうしてこのような山ができたか。
フォッサマグナという言葉はラテン語で、大きい溝という意味。
大きな地殻変動が2000万年前に発生した。
日本という地形は、アジア大陸にくっついていたが、地底のマグマの活動が
活発化して離れてきた。伊豆半島は太平洋の方から西へ動いてきた。
そしてくっついた。
マグマは東と西にあって、回転方向が違うがくっついた。それが、くの字型である。
大きい溝は、糸魚川から静岡県清水まである。どうしてできたか。
ラジオを聴いてください。午前8時30分新潟放送です。