サンベリーの徒然

農家民宿の一家が日々の営みの中で思うことつづる場所
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丹田呼吸法、本来の面目その3

白隠禅師は、24歳で300年に1度といわれる大きな悟りに出会った。

場所は、上越の英厳寺の研修会である。自他ともに認められて喜んだ白隠に

雲水の一人が、自分の師匠に会ってみてくれと言われ、飯山にある正受庵へ行く。

ここで谷底に突き落とされるような経験を積む。

あの大きな悟りが打ち砕かれたのだ。8カ月の滞在のうち半分が厳しかった。

托鉢に飯山の城下町をやっとの思いで歩くうちにほうきでたたかれ失神してしまうが

起き上がり寺に戻って、何があったと問われ、そこから開眼する。

その後、沼津の松陰寺に戻るが禅病が彼を襲う。26歳で丹田呼吸法を学び治す。

 

大きな悟りに出会うまで、丹田呼吸法を知らなかったのだ。その後仏を求め放浪に出る。

32歳の頃に岐阜の廃寺にて死を待つ。そこへ松陰寺の管理をしている作兵衛が来て

廃寺寸前の自分の寺を何とかしてくれと頼み込む。その気になった白隠は2人で

寺の立て直しにかかる。その後評判が出てきて雲水が大勢集まるが、厳しい修行と

麦飯だけという生活に、若い雲水たちが病になる。ようやく気付いた白隠は

彼らに丹田呼吸法を教える。その基本が、内観の法である。

 

禅をすることが頭に血を登らせて熱くし、足は凍りのごとく冷ややか。

本来の面目とはこういう状態ではない。頭は澄み足が温かい状態こそが本来の面目。

壊れた本脳の持ち主は、本来の面目ではない。

頭という自分と、下半身という自分自身が同じである姿を本来の面目という。腸は考える、というのは

藤田恒男先生の著書。

 

いい子に育てると犯罪者になります、という著者は岡本茂樹さんである。

いい子と言うのは、親とか世間にいい顔を見せねばならぬ境遇に追い込まれたことである。

親にとってはいい子でも子供本人とってはつらい人生が待ち受ける。

 

禅で大きな悟りに出会っても、病気になってしまう修行者がある。

親とか社会とかの評判に背を向けても本当にやることをやる、生き方。

父母もその父はもわが身なり、我を愛せよ我を敬せよ。二宮尊徳。

5億年続くヒドラからの遺伝子に愛情をこめて、幸せになろう。

基本は確実な呼吸法である。吸う息よりも吐く息こそがあなたを救う。

ちなみに白隠は、幼少は岩次郎、寺に入って彗鶴、そして白隠という名になった。

 

中村天風の2年7カ月のネパールの経験も白隠に似ている。

 

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